カフェ風の家を作るポイントやおすすめの3つの実例集を紹介!
一生に一度のマイホーム。多くの人が「せっかくなら、カフェのようにおしゃれで居心地の良い空間を作りたい」と思っています。カフェ風の家に憧れる人はたくさんいますが、その実現には外観や内装の具体的なデザインについて悩むこともあります。また、一人ひとりが思い描く”理想のカフェ”のイメージは、千差万別です。
この記事では、さまざまなテイストのカフェ風家屋の実例写真を紹介し、理想の雰囲気に近づけるための外観や内装のポイントを紹介します。
目次
外観(ナチュラル系)のポイント
ポイント❶ 外壁は漆喰風の塗り壁
カフェ風の雰囲気を演出するには、おしゃれで親しみやすい雰囲気が必要です。そのため、外壁は軽量モルタルで作られた塗り壁が好ましいです。
塗り壁は、手作業で塗られるため、サイディングやタイルのような外壁では得られない自然な風合いがあります。また、内部には漆喰などの天然素材が使われるので、ナチュラルで心地よい雰囲気を醸し出します。
ポイント❷ 色は清潔感のある白やアイボリーを
カフェのような清潔感あふれる外観を演出するには、外壁の色は白やグレー系が適切です。
ナチュラルやモダンな印象を求める場合は、アイボリーやライトベージュなどのホワイト系が適しています。一方で、スタイリッシュな印象には、グレーの外壁を選ぶと品のある素敵な外観に仕上がります。暗い色味は避けるようにしましょう。
ポイント❸ カタチは直線を意識してシンプルに
カフェ風の家づくりでは、家の形状も重要なポイントです。直線を意識したシンプルな形状がおすすめです。特に、三角屋根や片流れ屋根がお勧めです。
逆に、複数の屋根形状や直線的な寄棟屋根や方形屋根にすると、住居感が強調され、カフェの雰囲気から離れてしまうことがあるので、避けるようにしましょう。
内装のポイント
ポイント❶ 照明は照らす箇所を決めてペンダントライトに
カフェのようなおしゃれな雰囲気を演出するには、吊り下げ式のペンダントライトが最適です。頭上に浮かぶように配置されるペンダントライトは、照明のおしゃれなデザインがより際立ち、視線も集まりやすくなります。シェードのデザインは、ナチュラルやレトロなど、内装全体のテイストに合わせたものを選ぶようにしましょう。
ポイント❷ 異素材 造形モルタルやブリックタイルでアクセント
内装にアクセントを作るのもおしゃれなカフェ風に仕上げるポイントです。造形モルタルや異素材の壁を一部に取り入れたり、水回りをカラフルなタイルで装飾したりすると、ヴィンテージ風やナチュラルな可愛らしい雰囲気を演出できます。好みのテイストに合わせて、内装にしましょう。
ポイント❸ インテリアグリーンやボードでカフェの雰囲気を演出
可愛い小物やインテリアで装飾されたカフェの内装を思い浮かべる人も多いでしょう。キッチンやダイニング周りにボードやアートなどを飾ることで、カフェ風の雰囲気を演出できます。可愛い印象になりすぎたくない場合は、大きめのインテリアグリーンを飾ってみると、洗練された雰囲気を保つことができますので、おすすめです。
事例01:カフェのような過ごし方ができる家
- 家族構成:夫婦+子供2人
- 延べ床面積:125.03㎡(37.82坪)
- LDKの広さ:18.3帖+3.5帖
キッチンは対面式で、カフェのカウンター席のようなスペースを設置しました。
料理をする人と向かい合って座れば、お互いフラットな視線で対話を楽しみながら過ごすことができます。
LDK以外の空間でもカフェ風のテイストで統一しています。
玄関と手洗いスペースも、木目と黒のアイアンの素材を使用しています。
事例02:色使いが楽しいカフェ風の家
- 家族構成:夫婦+子供2人
- 延べ床面積:125.62㎡(38.47坪)
- LDKの広さ:17.9帖
2つ目の事例は、カフェのような内装の空間で生活したいという要望を形にした家です。
自宅で食事をする時やテレワークで過ごす時も、まるでカフェにいるような時間を感じられるようにしています。
LDKの中心となるキッチンは、背面の壁と作業台の腰壁を印象的な色にすることで、個性的な空間を演出しています。
また、作業台の手元を隠す役割の腰壁を斜めのラインにすることで、インテリアのような役割にもなっています。
白いサブウェイタイルと木目が目を引くダイニングスペースは、あえてキッチンから別室のような区切りをつけることで、カフェで過ごしているような演出にこだわりました。
壁面に備え付けのカウンターテーブルは、自宅でリモートワークをする際にも、まるでカフェで仕事をしているような気分になれるよう工夫しています。
事例03:ブルックリンスタイルのカフェ風の家
- 家族構成:夫婦+子供2
- 延べ床面積:99.17㎡(30.91坪)
- LDKの広さ:19帖
3つ目の事例は、天井ルーバーやダークカラーの建具と白いタイルで、ブルックリンスタイルのような落ち着いた雰囲気に仕上げました。
ブルックリンスタイルのカフェは、木目調にアイアンの工業系のテイストを取り入れているのが特徴です。
キッチンは壁付けでオープンに設置し、白のサブウェイタイルとともにインテリアのように見せるレイアウトを採用しています。
収納は木に黒のアイアンを統一して使い、室内のアクセントになっています。
ダイニングとリビングは、壁と床の高さを変えることで空間を区切っています。
リビングは天井ルーバーを使い、天井に奥行きを持たせています。
注文住宅を建てる前に!新潟市ってどういうところ?
新潟市は、古くから港町として栄えてきました。明治22年に市制が施行されて以来、近隣の市町村との合併により人口は約81万人となり、平成19年4月1日には本州日本海側で初めて政令指定都市になりました。
整備された高速道路網や上越新幹線により首都圏と直結しており、国際空港や国際港湾も有しており、本州日本海側の拠点都市として高い都市機能を備えています。
一方で、広大な越後平野は、農畜産物の一大産地であり、米や野菜、果物、畜産物、花き類などが生産されており、また日本海側に面し、信濃川・阿賀野川の両大河や福島潟、鳥屋野潟、ラムサール条約登録湿地である佐潟など、多くの水辺空間や里山などの自然環境にも恵まれています。
そんな新潟市で、注文住宅を建てるときに気になる住環境を気候、利便性、治安の良さの3つの視点からもお伝えします。
気候
日本海側と聞くと、冬の荒々しい波と曇り空というイメージが強いかもしれませんが、新潟市は関東以北の中では比較的温暖であり、冬の寒さもそれほど厳しくはありません。
平均気温が零下になることはなく、東京とほとんど変わりません。
さらに、日本海を北上する暖流の影響もあり、仙台市や周辺の内陸都市と比較しても、年間平均気温が高いといえます。
利便性
新潟市の中心に位置する新潟駅には、上越新幹線やJR越後線、JR白新線、JR信越本線、JR磐越西線といった列車が乗り入れています。上越新幹線を利用すれば、最速で約1時間40分で東京へアクセスできます。また、駅前からは池袋や新宿へ向かう高速バスも運行されており、所要時間は約5~6時間ほどです。夜行便も利用できるため、早朝に東京へ着きたい場合には便利です。
また、新潟空港からは成田空港への空路もあり、所要時間は約1時間5分ほどです。新潟空港からは名古屋や大阪、神戸、福岡、沖縄(那覇)、札幌、ソウル、上海、台北などへも直行便が運航されています。
治安
新潟県警の犯罪統計によると、2021年の新潟県内での刑法犯発生件数は7,746件で、そのうち新潟市での発生件数は3,238件で、約42%を占めています。
2021年末時点での新潟市の推定人口は約78万人であり、新潟県全体の推定人口は約217万人です。そのため、新潟市の犯罪率は県内のほかの地域に比べてやや高めと言えます。ただし全国的な観点で見ると、2021年の人口1万人あたりの犯罪認知件数の全国平均は約45.2件ですが、新潟市は約41.5件と全国平均を下回っています。したがって、特に新潟市の治安が悪いとは言えません。また、新潟市内の犯罪発生状況を見ると、中央区が最も件数が多く、1,071件となっています。
他の政令指定都市と比較すると、2019年のデータによれば、新潟市の1万人あたりの犯罪件数は62.9件で、政令指定都市20市の中では8番目に少ない数字となっています。