スローライフの家ってなに?人気な理由や実践するポイントを解説
スローライフのアプローチや、スローライフに適した住まいの考え方について、丁寧にご紹介いたします。
目次
スローライフとは何でしょうか?
スローライフとは、日々を急ぎ足で駆け抜けることなく、自分のペースで静かに楽しむ生活のスタイルです。例えば、都会では利便性は高いものの、穏やかな時間の流れを感じ取るのは難しいことがあります。しかし、そうした環境でも、心に余裕を持って美味しいコーヒーを飲んだり、美しい夕日を眺めるなど、豊かな時間を設けることで生活の質を向上させることができます。これがスローライフの実践と言えるのです。
スローライフが注目される理由
現代の私たちの生活は、以前と比べて格段に便利になりました。しかし、その一方で、仕事やプライベートにおいて効率を重視しすぎるあまり、時間に追われることが増え、過度なストレスを感じる人も少なくありません。スマートフォンを通じて押し寄せる情報や、常に誰かとつながっているという生活は、仕事とプライベートの区別を曖昧にし、心身を休ませる余裕を奪います。このような情報過多や効率化への疑問が高まり、スローライフが注目を集めるようになったのです。
スローライフの実践による効果
スローライフを取り入れることで得られる効果の第一は、ストレスの軽減です。多忙な生活は心の余裕を奪い、ストレスを引き起こしますが、スローライフを実践することで時間に余裕が生まれ、ストレスを減らすことができます。第二には、健康面でのプラスの効果が期待されます。スローライフを実践することで、一日を自分のペースで過ごすことができ、「忙しく追われる感覚」から解放されます。規則正しい生活や自然とのふれあいは、健康に良い影響を与えます。
スローライフと田舎暮らしの違いってなに?
スローライフと聞くと、多くの人が田舎暮らしを思い浮かべるかもしれません。しかし、田舎暮らしとスローライフは必ずしも同じではありません。田舎では時間の流れは穏やかですが、生活そのものが常にスローライフとは言い難い場合もあるのです。
最近では、地方への移住が人気ですが、不便さや地域の文化への適応の難しさなどから、挫折する人も少なくありません。自然の美しさに惹かれて移住しても、地方ならではの地域活動や行事で忙しくなり、自分のペースで生活するのが難しいケースがあるのです。
一方、都会暮らしでも、自分の意識や環境を整えることで、スローライフを実践することができます。
スローライフを生活に取り入れるためのコツは?
地方への移住をしなくても、生活にスローライフを取り入れるための5つのポイントがあります。
①:心を込めた生活を送る
何事も効率を追求して急ぐことをやめ、ゆっくりとしたペースで生活の中のひとつひとつを丁寧に楽しんでみましょう。手間をかけた料理や丁寧な掃除、食事をゆっくり味わうことが日々の時間を豊かにします。また、長めの入浴時間も効果的です。
②:メディアから距離を置く
現代は情報があふれ、それに翻弄されることがあります。テレビやスマートフォンから一時的に距離を置き、心をリフレッシュさせる時間を持ちましょう。
③:趣味を大切にする
仕事だけに縛られず、趣味に時間を充てることで心身のバランスを整えます。また、家や職場以外の場所で趣味を楽しむことも心の安定につながります。
④:仕事を見直す
仕事が過酷で心身に余裕がない場合は、働き方を見直すことも重要です。特に都会の仕事は過酷な場合が多いため、自分のペースで働ける環境を模索することが大切です。
⑤:インテリアを工夫する
部屋の雰囲気を整えることで、リラックスできる空間を作り出しましょう。部屋を広く見せる工夫や自然素材の家具を取り入れることで、心地よい空間を演出します。これらのアプローチは、比較的手軽に取り組める方法です。
施工事例: スローライフの家
開放的なリビング
囲われた空間のある外構計画
素材感の感じる縁側
様々な素材を使用し、バランスよくデザインとした空間
天井のルーバーがおしゃれなダイニング
造作洗面台
間接照明がおしゃれな玄関
注文住宅を建てる前に!新潟市ってどういうところ?
新潟市は、古くから「みなとまち」として栄えてきました。明治22年に市制が施行されて以来、近隣の市町村との合併により人口は約81万人となり、平成19年4月1日には本州日本海側で初めて政令指定都市に指定されました。
整備された高速道路網や上越新幹線により首都圏と直結しており、国際空港や国際港湾も有しており、本州日本海側の拠点都市として高い都市機能を備えています。
一方で、広大な越後平野は、農畜産物の一大産地であり、米や野菜、果物、畜産物、花き類などが生産されており、また日本海側に面し、信濃川・阿賀野川の両大河や福島潟、鳥屋野潟、ラムサール条約登録湿地である佐潟など、多くの水辺空間や里山などの自然環境にも恵まれています。
そんな新潟市で、注文住宅を建てるときに気になる住環境を気候、利便性、治安の良さ、3つの視点からお伝えします。
気候
日本海と聞くと、冬の荒々しい波と曇り空というイメージが強いかもしれませんが、新潟市は関東以北の政令市の中では比較的温暖であり、冬の寒さも北海道ほど厳しくはありません。
平均気温が零下になる月はなく、東京とほとんど変わりません。
さらに、日本海を北上する暖流の影響もあり、仙台市や周辺の内陸都市と比較しても、年間平均気温が高いといえます。
利便性
新潟市の中心に位置する新潟駅には、上越新幹線やJR越後線、JR白新線、JR信越本線、JR磐越西線といった列車が乗り入れています。上越新幹線を利用すれば、最速で約1時間40分で東京へアクセスできます。また、駅前からは池袋や新宿へ向かう高速バスも運行されており、所要時間は約5~6時間ほどです。夜行便も利用できるため、早朝に東京へ行きたい場合には便利です。
また、新潟空港からは成田空港への航空路もあり、所要時間は約1時間5分ほどです。新潟空港からは名古屋や大阪、神戸、福岡、沖縄(那覇)、札幌、ソウル、上海、台北などへも直行便が運航されています。
治安
新潟県警の犯罪統計によると、2021年の新潟県内での刑法犯発生件数は7,746件で、そのうち新潟市での発生件数は3,238件で、約42%を占めています。2021年末時点での新潟市の推定人口は約78万人であり、新潟県全体の推定人口は約217万人です。そのため、新潟市の犯罪率は県内のほかの地域に比べてやや高めと言えます。ただし全国的な観点で見ると、2021年の人口1万人あたりの犯罪認知件数の全国平均は約45.2件ですが、新潟市は約41.5件と全国平均を下回っています。したがって、特に新潟市の治安が悪いとは言えません。また、新潟市内の犯罪発生状況を見ると、中央区が最も件数が多く、1,071件となっています。他の政令指定都市と比較すると、2019年のデータによれば、新潟市の1万人あたりの犯罪件数は62.9件で、政令指定都市20市の中では8番目に少ない数字となっています。