デザイン階段って何?設置するポイントや注意点を解説!新潟エリア
この記事では、デザイン階段を設置する際に考慮すべきポイントについて説明します。また階段のデザインを魅力的にする方法や注意すべき点をまとめました。
読んでいただくことで、階段のデザインに関するアイデアが生まれやすくなるでしょう。デザイン重視の階段に興味をお持ちの方は、ぜひご参考にしてください。
目次
デザイン階段ってなに?
デザイン階段とは何でしょうか?これは、単なる移動手段ではなく、美しさを追求した階段を指します。厳密な定義は存在しませんが、一般的にはこのような意味で使われています。
階段は一度決定すると後からの変更が難しい部分です。ですから、家を建てる際には階段のデザインを早めに決める必要があります。家族で話し合い、理想の階段のイメージを共有することが大切です。
また、階段の設置場所は通常、リビングか玄関ホールのどちらかになりますが、デザインを重視するのであればリビングが適しています。リビングに階段を配置する場合、リビングのレイアウトや家具との調和も考慮する必要があります。
階段にはどんな種類がある?
階段の種類について考えてみましょう。一般的に、階段には大きく2つのタイプがあります。
1. 箱階段:古くからの伝統的な形式で、箱が重なったようなデザインを持つ階段です。
2. シースルー階段:蹴込み板がなく、1階の床が透けて見える階段です。
多くの家では箱階段が採用されていますが、個性を表現したい方にはシースルー階段が人気です。シースルー階段には、下の空間を有効活用できる利点もあります。
ただし、箱階段の方が予算を抑えられる傾向があるため、選択する際には予算面も考慮してください。
階段にはどんな形状がある?
階段の形状には様々なタイプがあります。
1. 直階段:まっすぐな形状の階段です。
2. かね折れ階段:途中でL字に曲がる形状の階段です。
3. 回り階段:コの字型になっている形状の階段です。
4. 折返し階段:コの字型で踊り場が設けられている形状の階段です。
5. らせん階段:スパイラル状になっている形状の階段です。
これらの形状は、上り下りのしやすさや掃除のしやすさ、美しさなどに影響します。
例えば、直階段は荷物を運びやすい利点がありますし、回り階段は万が一足を踏み外しても途中で止まることができるため大きな怪我につながりにくい利点があります。
デザイン性を高めるためのポイント
ポイント1: 吹抜けを取り入れる
吹抜けは、1階の天井が開放されており、上下の階がつながっている空間を指します。吹抜けに階段を配置することで、空間を縦に広く感じさせることができ、開放感を演出できます。デザインを重視するのであれば、吹抜けはおすすめです。また、風通しが良くなり、光が1階まで差し込み、家族が一緒にいる感覚を味わえます。和風や洋風など、さまざまな雰囲気を楽しめるのも魅力です。
ポイント2: 階段と階段下の統一感を考える
階段だけでなく、階段下のスペースにもこだわることが大切です。階段と階段下のスペースを統一感のあるデザインにすることで、部屋全体を洗練された印象に仕上げることができます。たとえば、木製の階段ならば木製の棚を置くなど、素材やカラーを統一することでナチュラルな雰囲気を演出できます。リビングの居心地を良くしたいのであれば、階段下のデザインも忘れずに考えましょう。
ポイント3: 中二階を設ける
階段の踊り場を広げて、ちょっとしたスペース(中二階)を作るのもおしゃれなアイデアです。中二階を設けることで、収納スペースや作業場として活用することができます。スペースを有効活用できるため、リビングの広さが限られている場合に特におすすめです。中二階を設けることで、他の家と差別化を図ることもできます。リビング階段の開放感を高めたい方は、ぜひ検討してみてください。
デザイン階段を設置する際の注意点はなに?
ポイント1: 生活導線の考慮
デザイン階段を設置する際は、生活動線を考慮することが重要です。どれだけおしゃれな階段でも、生活に不便であればストレスがたまってしまいます。たとえば、玄関からリビングまでの距離が遠すぎると、毎日の行き来が煩わしく感じられるかもしれません。生活の流れをシミュレーションし、間取りを検討することが理想的です。
ポイント2: 吹抜け階段の注意点
リビングに吹抜け階段を設置する場合は、音や臭いの対策も忘れずに検討しましょう。家族が快適に過ごせる環境を整えるためには重要なポイントです。リビングからの音や臭いが2階まで広がることがあるため、防音や換気の工夫が必要です。個室のドアを防音対策にするなど、対策を講じることで快適な空間を実現できます。
ポイント3: 予算とのバランス
デザインにこだわることも大切ですが、予算とのバランスも考慮しましょう。過度にデザインにこだわりすぎると予算オーバーになることもあります。予算を抑えたい場合は、シンプルな階段を選択するか、手すりなどの一部分にデザインを集中させるのも良い方法です。
施工事例: デザイン階段のある家
注文住宅を建てる前に!新潟市ってどういうところ?
新潟市は、古くから「みなとまち」として栄えてきました。明治22年に市制が施行されて以来、近隣の市町村との合併により人口は約81万人となり、平成19年4月1日には本州日本海側で初めて政令指定都市に指定されました。
整備された高速道路網や上越新幹線により首都圏と直結しており、国際空港や国際港湾も有しており、本州日本海側の拠点都市として高い都市機能を備えています。
一方で、広大な越後平野は、農畜産物の一大産地であり、米や野菜、果物、畜産物、花き類などが生産されており、また日本海側に面し、信濃川・阿賀野川の両大河や福島潟、鳥屋野潟、ラムサール条約登録湿地である佐潟など、多くの水辺空間や里山などの自然環境にも恵まれています。
そんな新潟市で、注文住宅を建てるときに気になる住環境を気候、利便性、治安の良さ、3つの視点からお伝えします。
気候
日本海と聞くと、冬の荒々しい波と曇り空というイメージが強いかもしれませんが、新潟市は関東以北の政令市の中では比較的温暖であり、冬の寒さも北海道ほど厳しくはありません。
平均気温が零下になる月はなく、東京とほとんど変わりません。
さらに、日本海を北上する暖流の影響もあり、仙台市や周辺の内陸都市と比較しても、年間平均気温が高いといえます。
利便性
新潟市の中心に位置する新潟駅には、上越新幹線やJR越後線、JR白新線、JR信越本線、JR磐越西線といった列車が乗り入れています。上越新幹線を利用すれば、最速で約1時間40分で東京へアクセスできます。また、駅前からは池袋や新宿へ向かう高速バスも運行されており、所要時間は約5~6時間ほどです。夜行便も利用できるため、早朝に東京へ行きたい場合には便利です。
また、新潟空港からは成田空港への航空路もあり、所要時間は約1時間5分ほどです。新潟空港からは名古屋や大阪、神戸、福岡、沖縄(那覇)、札幌、ソウル、上海、台北などへも直行便が運航されています。
治安
新潟県警の犯罪統計によると、2021年の新潟県内での刑法犯発生件数は7,746件で、そのうち新潟市での発生件数は3,238件で、約42%を占めています。2021年末時点での新潟市の推定人口は約78万人であり、新潟県全体の推定人口は約217万人です。そのため、新潟市の犯罪率は県内のほかの地域に比べてやや高めと言えます。ただし全国的な観点で見ると、2021年の人口1万人あたりの犯罪認知件数の全国平均は約45.2件ですが、新潟市は約41.5件と全国平均を下回っています。したがって、特に新潟市の治安が悪いとは言えません。また、新潟市内の犯罪発生状況を見ると、中央区が最も件数が多く、1,071件となっています。他の政令指定都市と比較すると、2019年のデータによれば、新潟市の1万人あたりの犯罪件数は62.9件で、政令指定都市20市の中では8番目に少ない数字となっています。