天窓のある家はどうなの?メリット・デメリットを紹介!新潟での注文住宅・新築戸建て検討者必見
天窓って、昼は柔らかな日差しが差し込んで明るく、夜は星がきらめいてロマンチックな雰囲気が漂いますよね。そんなイメージ、お持ちではありませんか?
ただ実際に取り付ける際には、掃除や雨漏りなどの心配がつきものと言われることもあります。しかし、実際にはメリットもたくさん存在します。
天窓(トップライト)を検討されている方々に、メリットやデメリットに対する解決策、そして設置のポイントなどをご紹介していきます。
目次
天窓(トップライト)ってなに?
天窓(トップライト)とは、屋根に設置される窓のことです。一般的には「スカイライト」や「ルーフ窓」とも呼ばれています。屋根に取り付けられ、採光や通風を促進し、さまざまなメリットや効果が期待されます。
家のデザイン上、開口部を大きく取ることが難しい場合や北側に位置する家などに取り付けられることが多いです。また、家の中から青空や星空を眺めたり、建物のデザインを楽しむためにも採用されることがあります。
天窓(トップライト)のメリットはなに?
① 採光効果による健康効果が期待できる!
日光に当たることで、体内時計が整い、健康を促進する効果があります。うつ病の予防にも効果があるとされ、光の健康効果は見逃せません。
天窓は壁面の窓に比べて3倍の採光効果がありますので、ふんだんな日光を取り入れることで、心も体も健康な生活を送れます。
② 風通しが良くなる!
開閉式の天窓を取り付けることで、通常の壁面窓よりも風通しが最大で4倍良くなります。換気しやすくなると同時に、夏場は部屋の上空にたまった熱気を外に逃がしやすくする効果も期待できます。
寒冷地では、開閉式の天窓には三層ガラスを使用した「寒冷地タイプ」がおすすめです。
③ 光熱費が削減できる!
昼間は天窓から日光を取り入れることで、照明を付けなくても十分な明るさを確保できます。冬場は部屋自体も暖かくなるため、暖房を付けなくても快適に過ごせます。
通風効果も高いため、夏の暑い日でも涼しく感じやすくなり、エアコンの使用頻度も減らすことができます。天窓があれば、省エネ効果や電気代の節約効果が期待できます。
④ プライバシーが確保される!
住宅密集地では、窓を開けることが制限されることがありますが、天窓であればプライバシーを守りながら光を取り入れることができます。
空が見える限り、天窓はプライバシーの心配が少ないため、特に住宅密集地ではそのメリットが大きく感じられます。
⑤ 家全体のデザインが向上!
天窓が付いていると、外観の美しさだけでなく、室内からの開放感も増します。曇りの日でも天井からの柔らかな光が室内に広がり、室内の美しさを引き立てます。
窓の位置を天井に設置することで、室内のインテリア配置が窓に左右されにくいメリットもあります。
天窓(トップライト)のデメリットはなに?
① 掃除・メンテナンスが難しい
天窓は掃除が難しい場所であり、汚れがたまりやすくなりますが、内側からの掃除には柄の長い高所専用の掃除モップを使用することで拭き掃除が可能です。
外側の掃除は危険なので専門業者に依頼することが安全ですが、一部の専門業者では汚れが付きにくいガラスを採用しています。
② 暖房・冷房効率が低下することも
天窓にはさまざまなタイプや種類があり、断熱性の高い斜熱の複層ガラスを選択することで、暖房・冷房効率の低下を緩和することができます。
③ 眩しい光が問題となる場合も
カーテンや専用のブラインド、スクリーンなどを取り付けることで、明りを調整することが可能です。
日焼けが気になる場合は、UVカット能力の高いガラスを選ぶことが有効です。
④ 雨音が響くことがある
音が気になる部屋には避け、距離ができる廊下などに取り付けることで、雨音の影響を軽減できます。
⑤ ソーラーパネルの設置面積が減少する可能性がある
天窓の設置場所を考慮することで、ソーラーパネルを載せたい方向に合わせることができます。
特に、北側に天窓を設置することで、採光を確保しつつソーラーパネルの設置面積を維持することができます。
おすすめの設置場所はどこ?
採光を重視する場合は、北側や東側に天窓を設置することをお勧めします。
また、洗濯物を部屋干しするご家庭では、洗濯物を干す部屋に天窓を取り付けると良いでしょう。
プライバシーが気になる下着などを干す際も、天窓があれば安心です。
開閉式の天窓は換気性が良いため、臭いがこもりやすいキッチンに取り付けるのもおすすめです。
また、廊下や玄関などは光を取り込みにくく、照明が必要な場所ですが、天窓があることで明るさが格段に増します。
注文住宅を建てる前に!新潟市ってどういうところ?
新潟市は、古くから「みなとまち」として栄えてきました。明治22年に市制が施行されて以来、近隣の市町村との合併により人口は約81万人となり、平成19年4月1日には本州日本海側で初めて政令指定都市に指定されました。
整備された高速道路網や上越新幹線により首都圏と直結しており、国際空港や国際港湾も有しており、本州日本海側の拠点都市として高い都市機能を備えています。
一方で、広大な越後平野は、農畜産物の一大産地であり、米や野菜、果物、畜産物、花き類などが生産されており、また日本海側に面し、信濃川・阿賀野川の両大河や福島潟、鳥屋野潟、ラムサール条約登録湿地である佐潟など、多くの水辺空間や里山などの自然環境にも恵まれています。
そんな新潟市で、注文住宅を建てるときに気になる住環境を気候、利便性、治安の良さ、3つの視点からお伝えします。
気候
日本海と聞くと、冬の荒々しい波と曇り空というイメージが強いかもしれませんが、新潟市は関東以北の政令市の中では比較的温暖であり、冬の寒さも北海道ほど厳しくはありません。
平均気温が零下になる月はなく、東京とほとんど変わりません。
さらに、日本海を北上する暖流の影響もあり、仙台市や周辺の内陸都市と比較しても、年間平均気温が高いといえます。
利便性
新潟市の中心に位置する新潟駅には、上越新幹線やJR越後線、JR白新線、JR信越本線、JR磐越西線といった列車が乗り入れています。上越新幹線を利用すれば、最速で約1時間40分で東京へアクセスできます。また、駅前からは池袋や新宿へ向かう高速バスも運行されており、所要時間は約5~6時間ほどです。夜行便も利用できるため、早朝に東京へ行きたい場合には便利です。
また、新潟空港からは成田空港への航空路もあり、所要時間は約1時間5分ほどです。新潟空港からは名古屋や大阪、神戸、福岡、沖縄(那覇)、札幌、ソウル、上海、台北などへも直行便が運航されています。
治安
新潟県警の犯罪統計によると、2021年の新潟県内での刑法犯発生件数は7,746件で、そのうち新潟市での発生件数は3,238件で、約42%を占めています。2021年末時点での新潟市の推定人口は約78万人であり、新潟県全体の推定人口は約217万人です。そのため、新潟市の犯罪率は県内のほかの地域に比べてやや高めと言えます。ただし全国的な観点で見ると、2021年の人口1万人あたりの犯罪認知件数の全国平均は約45.2件ですが、新潟市は約41.5件と全国平均を下回っています。したがって、特に新潟市の治安が悪いとは言えません。また、新潟市内の犯罪発生状況を見ると、中央区が最も件数が多く、1,071件となっています。他の政令指定都市と比較すると、2019年のデータによれば、新潟市の1万人あたりの犯罪件数は62.9件で、政令指定都市20市の中では8番目に少ない数字となっています。