25畳のリビングはおすすめ?空間を活かすコツや間取りの活用方法を解説!

 リビングは家族が集い、共に時を過ごす場所です。そこで、居心地の良い空間を作り出すことが、家を建てる際には欠かせません。特に、空間の広さに適したレイアウトを考えることが重要です。

今回は、25畳のリビングを計画する際に抑えておくべきポイントをご紹介します。一般的なリビングのサイズ感や、たくさんの収納機能をも兼ね備えられるコツについてもお話しします。

25畳のリビングは広い?

 家族4人で暮らす場合、リビングに最低限必要なスペースは12畳で、一般的な広さは16~20畳ほどです。

畳1つがおよそ1.62㎡ですので、最低でも19.44㎡程度の広さが必要になります。

4人家族が25畳のリビングを設ける際には、少し広めの空間を提供できることになります。

この広めのリビングならではの魅力を十分に活かしていきましょう。

25畳の広々としたリビングの最適な活用法!

1. 和室の小上がりスペース

 リビングに小上がりの和室スペースを設けることで、子どもを寝かしつけたり、ホビースペースとして使うこともできます。小上がりにすることで、程よい距離感が生まれ、プライバシーを確保するのにも役立ちます。

2. 書斎スペース

 リビングに書斎や勉強スペースを設けるのもおすすめです。これは子どもの学習を促進するだけでなく、家族のコミュニケーションを促進する効果も期待できます。

3. 広々としたリビング収納

 25畳のリビングは、物が増える傾向にあります。ですので、広々とした収納スペースを確保することが大切です。リビング専用の収納スペースがあることで、暮らしやすさが格段に向上します。

4. ルンバ基地の設置

 リビングの掃除を効率的に行うためには、ルンバ基地を設置することがおすすめです。リビングの階段下や収納スペースの一角など、使いやすい場所にルンバ基地を配置することで、掃除作業をスムーズに行うことができます。掃除をこまめに行うことで、清潔なリビングスペースを保つことができます。

25畳リビングの収納アイデア

 広々としたリビングを演出するだけでなく、機能性も重視したい方には、収納にもこだわることが大切です。広さと機能性を両立させる収納アイデアをご紹介します。

1. 壁面収納を上手に活用して広々とした空間を演出

 壁面収納を活用することで、広々とした空間を演出できます。壁に収納棚を設けることで、本や雑誌、DVDなどを整理し、スッキリと収納できます。また、飾り棚を設けることで、おしゃれなインテリアアイテムを飾ることもできます。

2. 収納付きの家具もおすすめ

 広い空間を最大限に活用するためには、収納付き家具を活用するのが有効です。ソファに収納スペースが付いているタイプを選ぶか、ダイニングテーブルの下に収納スペースを導入することで、キッチン用品などを収納できます。

3. 小物収納の工夫でスッキリと

 小物の収納も重要です。ディスプレイシェルフや引き出し式の収納ボックスを使って小物類を整理することで、スッキリとしたリビング環境を実現できます。また、コーナーソファには収納スペースが付いているタイプもあるため、ぜひ検討してみてください。

25畳のリビングのレイアウト実例

 25畳のリビングは広々とした空間が魅力で、家具の配置も比較的スムーズに決められますが、リビングの形によってレイアウトの特性が異なります。それぞれのリビングの形に合わせたレイアウトを、実例を交えてご紹介します。

1. 縦長のLDK

 縦長のLDKでは、エリアを分けて配置することでスッキリとしたレイアウトが実現できます。ダイニングエリアとリビングエリアを分ける配置によって、ゆとりある空間が生まれ、快適に過ごせます。

2. 横長のLDK

 横長のLDKは多くの窓からの採光が特徴で、明るく開放的な雰囲気が魅力です。広さが十分にあるため、大きめのソファやダイニングテーブルを配置しても空間が圧迫されず、贅沢なリビングを演出できます。

3. 吹き抜けのあるLDK

 吹き抜けがあるLDKは、さらに明るく開放的な空間を作り出します。家具の選び方には、リビング階段のデザインとの調和を考えることが大切で、トータルコーディネートされた高級感のあるリビングが完成します。

25畳の広いリビングの間取りのコツ

 25畳のリビングの広さを最大限に活かすには、間取りや家具の配置など、空間全体のレイアウトを慎重に考えることが大切です。同じ広さでも、魅力的なリビングになるかどうかは、レイアウト次第と言っても過言ではありません。魅力的なリビングを実現するために、レイアウトのコツや実例を交えてご紹介します。

– 家具の配置が重要

 リビングの広さを最大限に活かすか、狭く見せてしまうかは、家具の配置次第です。25畳という広さを生かせない場合は、家具の配置に問題がある可能性があります。高さの異なる家具を同じテイストで統一すると、統一感が生まれ、広く開放的な雰囲気にまとまります。どのようにすれば良いか分からない場合は、インターネットなどで調べて参考にすると良いでしょう。

– 十分な採光を確保しましょう

 25畳のリビングも、暗い雰囲気だと魅力が半減してしまいます。採光を確保するためには、大きな窓を設置することが重要です。大きな窓からは、明るさだけでなく風も取り入れることができ、快適な居住空間になります。

– 日当たりの良い方角に窓を設置しましょう

 窓を設置する際には、日当たりの良い方角を選ぶことが重要です。ただし、プライバシーを守るためには慎重に設置する必要があります。大きな窓が設置できない場合は、高い位置や低い位置に細長い窓を設置する方法もあります。

– 中庭やデッキスペースを活用しましょう

 窓を設置できない場合は、中庭やデッキスペースを設置すれば、プライバシーを守りながらも採光を確保することができます。

– 勾配天井や吹き抜けを検討しましょう

 採光を取るためには、勾配天井や吹き抜けを活用することも有効です。勾配天井を設置することで、天井が高くなり、開放感が生まれます。また吹き抜けを設けることで、リビング全体に広がる開放感を演出することができます。

– ロフトの設置を検討しましょう

 25畳のリビングには、ロフトの設置もおすすめです。固定式の階段を使ったロフトは、リビングの広さをさらに活かすことができます。

注文住宅を建てる前に!「新潟市」ってどういうところ?

 新潟市は、古くから「みなとまち」として栄えてきました。明治22年に市制が施行されて以来、近隣の市町村との合併により人口は約81万人となり、平成19年4月1日には本州日本海側で初めて政令指定都市に選定されました。

整備された高速道路網や上越新幹線により首都圏と直結しており、国際空港や国際港湾も有しており、本州日本海側の拠点都市として高い都市機能を備えています。

一方で、広大な越後平野は、農畜産物の一大産地であり、米や野菜、果物、畜産物、花き類などが生産されており、また日本海側に面し、信濃川・阿賀野川の両大河や福島潟、鳥屋野潟、ラムサール条約登録湿地である佐潟など、多くの水辺空間や里山などの自然環境にも恵まれています。

そんな新潟市で、注文住宅を建てるときに気になる住環境を気候、利便性、治安の良さ、の視点からお伝えします。

気候

 日本海側と聞くと、冬の荒々しい波と曇り空というイメージが強いかもしれませんが、新潟市は関東以北の都市の中では比較的温暖であり、冬の寒さもそれほど厳しくはありません。平均気温が零下になる月はなく、東京とほとんど変わりません。

さらに、日本海を北上する暖流の影響もあり、仙台市や周辺の内陸都市と比較しても、年間平均気温が高いといえます。

利便性

 新潟市の中心に位置する新潟駅には、上越新幹線やJR越後線、JR白新線、JR信越本線、JR磐越西線といった列車が乗り入れています。上越新幹線を利用すれば、最速で約1時間40分で東京へアクセスできます。また、駅前からは池袋や新宿へ向かう高速バスも運行されており、所要時間は約5~6時間ほどです。夜行便も利用できるため、早朝に東京へ着きたい場合には便利です。

また、新潟空港からは成田空港への空路もあり、所要時間は約1時間5分ほどです。新潟空港からは名古屋や大阪、神戸、福岡、沖縄(那覇)、札幌、ソウル、上海、台北などへも直行便が運航されています。

治安

 新潟県警の犯罪統計によると、2021年の新潟県内での刑法犯発生件数は7,746件で、そのうち新潟市での発生件数は3,238件で、約42%を占めています。2021年末時点での新潟市の推定人口は約78万人であり、新潟県全体の推定人口は約217万人です。そのため、新潟市の犯罪率は県内のほかの地域に比べてやや高めと言えます。ただし全国的な観点で見ると、2021年の人口1万人あたりの犯罪認知件数の全国平均は約45.2件ですが、新潟市は約41.5件と全国平均を下回っています。したがって、特に新潟市の治安が悪いとは言えません。また、新潟市内の犯罪発生状況を見ると、中央区が最も件数が多く、1,071件となっています。

他の政令指定都市と比較すると、2019年のデータによれば、新潟市の1万人あたりの犯罪件数は62.9件で、政令指定都市20市の中では8番目に少ない数字となっています。