家づくりの流れを徹底解説!9つのステップでスムーズに理想の住まいを実現!新潟エリア
家づくりは、一生に一度の重要なプロジェクトであると言っても過言ではありません。しかし、初めての経験でありながらも、自由度が高いために、「何から始めれば良いのか?」や「どれくらいの期間が必要なのか?」など、家づくりに関する疑問がついてまわりますね。
この記事では、家づくりの基本的なステップを9つに整理し、わかりやすくご紹介します。各ステップで重要なポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
ステップ❶ 理想的な生活をイメージ
最初に行うべきことは、家族全員が共感し、理想的な生活をイメージし、情報を集めることです。このステップを踏むことで、効果的に住宅会社を選ぶ準備ができ、将来の決断にもしっかり対応できるでしょう。
情報収集は、一括資料請求サイト、SNS、雑誌などの便利な無料サービスを積極的に活用しましょう。
そうすることで、イメージを効果的に広げることができます。
イメージを共有する際のポイントは以下の通りです。
- どこに住みたいか(駅の近く、学校、通勤、買い物などを考慮する)
- お家のコンセプト(モダン、北欧、アウトドアなど)
- 家族全員が楽しめる理想の家と生活(趣味の部屋、理想的な間取りなど)
注文住宅は約1年の期間をかけて完成しますので、入居したいタイミングから逆算して、家づくりのイメージを着実に育てていきましょう。
ステップ❷ 資金計画を立てる
理想の家を実現するために、予算の確認は非常に重要です。なぜなら、土地代、建設開始時の費用、途中支払いなど、住宅ローンを組む前に大きな支払いが必要な場合があるからです。また、家づくりに必要な資金には建築費用、その他の工事費、土地の購入費用、さまざまな費用が含まれます。検査費用や税金、保険料などは通常、自己資金から賄われます。
予算を検討することで、住宅ローンの借入額も調整できるため、資金計画は家づくりにおいて非常に重要な要素です。
自分たちの理想の家を実現するために、慎重に計画を立てていきましょう。
ステップ❸ 住宅会社を決めて土地を選ぶ
重要なのは、家族の理想を実現する家のコンセプトを明確にしておくことです。イメージを整理することで、判断基準が明確になり、見積もりなどもスムーズに進行します。この基準をもとに、適切な住宅会社を選び、土地を選んでいくことが大切です。
住宅会社を選ぶ際のポイント
住宅会社は家づくりにおいて重要なパートナーとなります。計画をスムーズに進めるために、以下の2つのポイントを考慮してみてください。
- 一括資料請求サイトなどを活用して、複数のカタログを取り寄せて検討する。
- 総合住宅展示場などを訪れ、複数の住宅会社を比較・検討する。
上記の方法を用いることで、各会社の強みや特徴を一度に把握し、家族のコンセプトと調和させることができます。
モデルハウスを訪れる際には、住宅会社について事前に調査し、質問したいことや期待することをリストアップしておきましょう。これにより、住宅会社の選択肢を効率的に絞り込むことができます。
さらに、必ず複数の会社から見積もりを取ることをおすすめします。
理想の家と予算の調整に役立つ情報となるでしょう。
土地を探す際のポイント
土地を探す方法は、主に以下の2つがあります。
1. 自分で探す方法:
自分で不動産会社やインターネットを活用して土地を探す方法です。特に住みたいエリアが既に決まっている場合、事前に不動産会社に希望条件を伝えておくと、適切な土地が出てきた際にすぐに連絡を受けることができ、探す手間を軽減できます。
2. 住宅会社に探してもらう方法:
ハウスメーカーや工務店など、住宅関連の専門家に土地探しを依頼する方法です。これらの専門家は土地情報に詳しく、好条件の土地を見つけて提案する能力があります。また、土地と家の希望条件を明確に整理しておくと、適切な土地を仲介してもらえることもあります。土地を見つける際には、専門家のサポートを活用することで、理想の土地を見つける可能性が高まります。
ステップ❹ 住宅ローンを申し込む
住宅ローンの手続きは、比較、選定、申し込みのステップを経て契約が成立します。計画を進める際には、ファイナンシャルプランナーによるライフプランニングが非常に重要です。ライフプランニングは、個人の人生や生活設計を考えるプロセスで、住宅ローンを組む際には、現在の貯蓄、子供の教育資金、将来の老後の備えなど、将来の支出を考慮に入れて借入額を検討します。
専門家に相談することで、無理のない返済プランを立てるのに役立ちますので、積極的に利用してみてください。
住宅ローンの比較から申し込みまでのプロセスは、住宅会社の情報収集と並行して進めることをおすすめします。なぜなら、住宅ローンの審査には通常、2〜3ヵ月ほどの時間がかかることがあるためです。計画をスムーズに進めるために、しっかりと段取りを組むことが大切です。
ステップ❺ 土地の購入
土地の購入を検討する段階では、2つの重要な調査が行われます。
1. 敷地調査: まず、希望の家が土地に適しているかどうかを確認します。この調査では、土地の測量を行い、敷地の面積、高低差、方位などに関する法規制を調査します。さらに、日照条件や、電気、ガス、水道などのインフラが適切に接続できるかも検討されます。
2. 地盤調査: 家を建てる前に、土地の地盤がどの程度の荷重に耐えられるか、また沈下への耐性がどれだけあるかを調査します。この調査は建築基準法で定められており、土地の安定性を確保するために不可欠です。
これらの2つの調査を行うことで、将来的に安心して暮らすことができるかどうかを確認できます。地盤や敷地に関する詳細な情報を得ることは、家づくりの成功に向けて重要なステップです。
ステップ❻ 間取りや設備を決める
より具体的な家のデザインやコンセプトを考えてみましょう。
住宅会社に完全にお任せせず、家族全員が積極的に家づくりに参加しましょう。
注意すべきポイントは、将来変更可能な要素と難しい変更が必要な要素を見極めることです。
例えば、キッチンや壁紙、ドアの仕様などは比較的簡単にリフォームできる部分ですが、間取りを変更するには大規模な工事が必要です。
ステップ❼ 建築工事請負契約を結ぶ
土地の選定が済み、間取りなどの詳細が決まり、資金計画が確認できたら、建築工事の契約を締結します。
契約を締結する前に、不安や疑問があれば積極的に質問し、理解するよう心掛けてください。なぜなら、契約後の変更が追加費用を伴うことがあるからです。
ご自身が納得するまで確認し、安心して進めていくことが大切です。
ステップ❽ 着工
契約が完了したら、工事が始まります。その際、施工主の希望によって地鎮祭や上棟式が行われることがあります。
1. 地鎮祭:
着工前に安全を祈願する祭典で、氏神を鎮め、土地を利用させてもらう許しを得る儀式です。
2. 上棟式:
骨組みが完成した後に行われる儀式で、棟梁が建物の四方に酒、塩、米をまいて清めます。
この時期は「家族の理想を叶えてくれる家」が具体的な形になっていく過程を見ることができる貴重な瞬間です。
工事の進捗状況を確認するためにも、積極的に工事現場を訪れ、疑問や不安があれば住宅会社に相談するなど、積極的に参加してください。
ステップ❾ 引き渡し
工事が完了したら、お待ちかねの引き渡しの時がやってきます。最後には「竣工検査(完成した建物に不具合がないかをチェックする検査)」に立ち会うことになります。この際、設備の使い方の説明や、保証書や取扱説明書の提供状況を確認する場合があります。チェックシートを用意しておくと、漏れなく確認できて安心です。以下はチェックシートのポイントです。
- ドアの開閉や施錠に問題はありませんか?
- 給水や排水に不具合はありませんか?
- 床や壁に傷はありませんか?
- アフターメンテナンスに関する連絡先は明確ですか?
引き渡し後のトラブルを避けるためにも、これらの項目を注意深くチェックしましょう。
まとめ
家づくりは人生における大きなイベントです。
初めて経験することが多く、不安を感じることもあるでしょう。
しかし、上記のわずか9つのステップを順番に進めれば、理想の家を建てることができます。
各ステップで大切なのは、家族全員が共有する「理想の生活を実現するイメージ」です。このイメージを大切に保つ限り、約1年後には理想の家が完成します。
9つのステップを参考にし、家づくりの楽しい旅を始めてみましょう。
注文住宅を建てる前に!新潟市ってどういうところ?
新潟市は、古くから「みなとまち」として栄えてきました。明治22年に市制が施行されて以来、近隣の市町村との合併により人口は約81万人となり、平成19年4月1日には本州日本海側で初めて政令指定都市に指定されました。
整備された高速道路網や上越新幹線により首都圏と直結しており、国際空港や国際港湾も有しており、本州日本海側の拠点都市として高い都市機能を備えています。
一方で、広大な越後平野は、農畜産物の一大産地であり、米や野菜、果物、畜産物、花き類などが生産されており、また日本海側に面し、信濃川・阿賀野川の両大河や福島潟、鳥屋野潟、ラムサール条約登録湿地である佐潟など、多くの水辺空間や里山などの自然環境にも恵まれています。
そんな新潟市で、注文住宅を建てるときに気になる住環境を気候、利便性、治安の良さ、3つの視点からお伝えします。
気候
日本海と聞くと、冬の荒々しい波と曇り空というイメージが強いかもしれませんが、新潟市は関東以北の政令市の中では比較的温暖であり、冬の寒さも北海道ほど厳しくはありません。
平均気温が零下になる月はなく、東京とほとんど変わりません。
さらに、日本海を北上する暖流の影響もあり、仙台市や周辺の内陸都市と比較しても、年間平均気温が高いといえます。
利便性
新潟市の中心に位置する新潟駅には、上越新幹線やJR越後線、JR白新線、JR信越本線、JR磐越西線といった列車が乗り入れています。上越新幹線を利用すれば、最速で約1時間40分で東京へアクセスできます。また、駅前からは池袋や新宿へ向かう高速バスも運行されており、所要時間は約5~6時間ほどです。夜行便も利用できるため、早朝に東京へ行きたい場合には便利です。
また、新潟空港からは成田空港への航空路もあり、所要時間は約1時間5分ほどです。新潟空港からは名古屋や大阪、神戸、福岡、沖縄(那覇)、札幌、ソウル、上海、台北などへも直行便が運航されています。
治安
新潟県警の犯罪統計によると、2021年の新潟県内での刑法犯発生件数は7,746件で、そのうち新潟市での発生件数は3,238件で、約42%を占めています。2021年末時点での新潟市の推定人口は約78万人であり、新潟県全体の推定人口は約217万人です。そのため、新潟市の犯罪率は県内のほかの地域に比べてやや高めと言えます。ただし全国的な観点で見ると、2021年の人口1万人あたりの犯罪認知件数の全国平均は約45.2件ですが、新潟市は約41.5件と全国平均を下回っています。したがって、特に新潟市の治安が悪いとは言えません。また、新潟市内の犯罪発生状況を見ると、中央区が最も件数が多く、1,071件となっています。他の政令指定都市と比較すると、2019年のデータによれば、新潟市の1万人あたりの犯罪件数は62.9件で、政令指定都市20市の中では8番目に少ない数字となっています。