薪ストーブのある家にはどんな魅力がある?良さや実例を紹介!新潟エリア
おしゃれで懐かしさを感じさせる姿と、炉の中でゆらめく炎。ただ室内を暖めるだけでなく、その見た目や機能も魅力的な「薪ストーブ」のある家に憧れる方は、たくさんいらっしゃることでしょう。
今回の記事では、薪ストーブを取り入れた素敵な家の実例とともに、その魅力や設置時のおすすめの間取りや配置についてご紹介したいと思います。
目次
薪ストーブにはどんな種類がある?
薪ストーブの種類は、大まかに3つに分けられます。
1. 開放式:
扉がなく、開放感のあるタイプです。ただし、現在ではあまり一般的ではありません。
2. 輻射式:
薪ストーブ本体を加熱し、蓄熱した熱を自然放熱で部屋に広げるタイプです。これが一般的な薪ストーブです。
3. 対流式:
二重構造になっており、内部を通る空気を暖めて部屋に放出するタイプです。家具や可燃物との距離が近くても、設置が比較的容易です。ただし、基本的には調理には向いていません。
現在では、輻射式が主流となっており、多くの場合、これが選択されます。しかし、輻射式と対流式を組み合わせたハイブリッド型なども存在します。そのため、家や家族のニーズに応じて、最適な薪ストーブを選ぶことが重要です。
薪ストーブの魅力ってなに?
魅力❶ 輻射熱で優しく包まれる心地よさ
薪ストーブは構造によって種類が異なりますが、定番のものでは輻射熱を利用して室内を温めます。輻射熱は、遠赤外線による暖かさであり、太陽からの熱もこれに該当します。薪を燃やすことでストーブが熱を蓄え、その熱を遠赤外線として放出し、室内を温める仕組みです。この輻射熱による暖かさは、「ひなたぼっこ」をするときの心地よさに似ています。薪ストーブの輻射熱は、その優しく心地よい暖かさが魅力のひとつです。
魅力❷ 料理に使えて美味しい味わい
薪ストーブは料理もでき、その調理でできた料理は格別な美味しさです。ストーブトップでお湯を沸かしたり、お餅を焼いたり、シチューやカレーを煮込んだりといった料理が可能です。さらに、鋳物鍋に蒸し器を重ねて利用すれば蒸し料理も楽しめます。クッキングスタンドを使えば、ダッチオーブンやスキレットを使った調理も可能です。薪ストーブで焼くピザやロースト、パエリア、焼きリンゴ、クッキーなど、さまざまな料理を楽しむことができます。遠赤外線の効果でお肉もとても柔らかく仕上がります。料理の材料をセットしておけば、後は薪ストーブに任せるだけで美味しい料理が完成します。
魅力❸ 停電時でも頼りになる経済的な暖房器具
薪ストーブは薪を燃料として使用し、電気やガスなどの他のエネルギー源は必要ありません。普段の使用では光熱費がかからず、経済的な暖房器具として利用できます。さらに、停電時でも薪があれば使用できるため、緊急時でも暖を取ることができます。
魅力❹ インテリアにもマッチするおしゃれなデザイン
薪ストーブのレトロな佇まいや重厚な雰囲気は、家のインテリアに高い演出効果をもたらします。薪ストーブが置かれるだけで、部屋全体がおしゃれな雰囲気に包まれ、独特の雰囲気を醸し出します。さらに、デザインも豊富で、好みや家の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
魅力❺ 炎と音に癒されるひととき
炎がゆらめく様子を眺め、炎の音を聞くことで心が癒される体験は、多くの人にとって特別なものです。ストレスの多い日々の中で、炎の揺らめきとパチパチという音に耳を傾けると、心がリラックスし、日々の疲れが癒されるような気がします。薪ストーブがあれば、冬の寒い日でもキャンプのような癒しのひとときを家の中で過ごすことができます。家族が集まって薪ストーブを囲み、穏やかな時間を過ごす光景は、何よりも贅沢なひとときでしょう。
施工事例: 薪ストーブのある家
注文住宅を建てる前に!新潟市ってどういうところ?
新潟市は、古くから「みなとまち」として栄えてきました。明治22年に市制が施行されて以来、近隣の市町村との合併により人口は約81万人となり、平成19年4月1日には本州日本海側で初めて政令指定都市に指定されました。
整備された高速道路網や上越新幹線により首都圏と直結しており、国際空港や国際港湾も有しており、本州日本海側の拠点都市として高い都市機能を備えています。
一方で、広大な越後平野は、農畜産物の一大産地であり、米や野菜、果物、畜産物、花き類などが生産されており、また日本海側に面し、信濃川・阿賀野川の両大河や福島潟、鳥屋野潟、ラムサール条約登録湿地である佐潟など、多くの水辺空間や里山などの自然環境にも恵まれています。
そんな新潟市で、注文住宅を建てるときに気になる住環境を気候、利便性、治安の良さ、3つの視点からお伝えします。
気候
日本海と聞くと、冬の荒々しい波と曇り空というイメージが強いかもしれませんが、新潟市は関東以北の政令市の中では比較的温暖であり、冬の寒さも北海道ほど厳しくはありません。
平均気温が零下になる月はなく、東京とほとんど変わりません。
さらに、日本海を北上する暖流の影響もあり、仙台市や周辺の内陸都市と比較しても、年間平均気温が高いといえます。
利便性
新潟市の中心に位置する新潟駅には、上越新幹線やJR越後線、JR白新線、JR信越本線、JR磐越西線といった列車が乗り入れています。上越新幹線を利用すれば、最速で約1時間40分で東京へアクセスできます。また、駅前からは池袋や新宿へ向かう高速バスも運行されており、所要時間は約5~6時間ほどです。夜行便も利用できるため、早朝に東京へ行きたい場合には便利です。
また、新潟空港からは成田空港への航空路もあり、所要時間は約1時間5分ほどです。新潟空港からは名古屋や大阪、神戸、福岡、沖縄(那覇)、札幌、ソウル、上海、台北などへも直行便が運航されています。
治安
新潟県警の犯罪統計によると、2021年の新潟県内での刑法犯発生件数は7,746件で、そのうち新潟市での発生件数は3,238件で、約42%を占めています。2021年末時点での新潟市の推定人口は約78万人であり、新潟県全体の推定人口は約217万人です。そのため、新潟市の犯罪率は県内のほかの地域に比べてやや高めと言えます。ただし全国的な観点で見ると、2021年の人口1万人あたりの犯罪認知件数の全国平均は約45.2件ですが、新潟市は約41.5件と全国平均を下回っています。したがって、特に新潟市の治安が悪いとは言えません。また、新潟市内の犯罪発生状況を見ると、中央区が最も件数が多く、1,071件となっています。他の政令指定都市と比較すると、2019年のデータによれば、新潟市の1万人あたりの犯罪件数は62.9件で、政令指定都市20市の中では8番目に少ない数字となっています。